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ほとんど銭湯に行ったことのなかった僕が銭湯に行くようになった5つのワケ

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こんにちは。僕は銭湯めぐる会という銭湯サークルを作る前までほとんどといっていいほど銭湯にいったことがありませんでした。

 

というのはわざわざ銭湯に出向かなくても、家でお風呂に入れますしシャワーを浴びることができたからです。しかも僕は学生ということもありお金もないので、460円払ってまで行くものかなぁと思っていました。

 

しかし銭湯サークルを作り、友達といろいろな銭湯に行くにつれ考え方が変わってきました。銭湯へ行くのが楽しい、銭湯いった次の日は調子がいい、など明らかに銭湯に対する考え方が変わってきました。ましてや銭湯に行くことをだんだんと楽しみになっていきました。

 

そこで1年間銭湯に行って感じた、銭湯にはまった理由を紹介したいと思います。

 

1.非日常を味わえることができる。

銭湯に通う前の僕は学校と家の往復だけでほとんど生活の変化がありませんでした。はぁ~今日も学校いって授業を受けるだけかと、日常の景色に飽きていました。ところがここで銭湯をはさむことで生活に彩りがでたのです。

 

僕は学校の帰りに銭湯に行くようになり、通学ルート外のあまり行ったことのない駅に行くようになりました。初めて行く駅もあり、こんな場所あったのかと新しい発見にも出会えました。もちろん初めて行く銭湯では、こんな銭湯あるのかぁという発見もあります。ましてや、銭湯特有の大きな浴槽やさまざまな湯船は絶対に家庭では味わえないものです。特に露天風呂は開放感があり、家では味わえない気持ちよさがあります。

 

さらにお風呂上がりの一杯は最高です。今まで行ったことのない駅に行ったなら、そこにしかない喫茶店でコーヒーやジュースを飲むのも、居酒屋に行って一杯行くのもいい。 

 

2.交互浴ができる。

銭湯では交互浴できるのが最高です。ちなみに交互浴とは、熱い湯と冷たい水に交互に入ることです。交互浴の何がいいって、交互浴することで血行促進がされめちゃめちゃ疲れがとれます。

 

交互浴を通し体が芯からあったまってくるのを感じます。まだまだ銭湯にいきたてのころは水風呂に入ることに抵抗があり、最初のうちは水風呂冷た、と思ってなかなか入れませんでした。しかしコツをつかむと難なくはいれるようになりました。コツとは一往復目は水風呂に入るのがとても冷たく感じるので、10秒入るのも難しいと思います。

 

しかし2往復目になると20秒ぐらい入っていられるようになります。回数を重ねることで水風呂に対する抵抗がなくなってくるのです。それを繰り返していくうちに水風呂に対する抵抗もなくなり、逆に水風呂に入ることが快感になってきます。僕は交互浴をするとき、熱した刀を水で冷やすイメージを思い浮かべ、どんどん強くなっているのだと自分に言い聞かせています。

 

しかし、無理は禁物なので体を壊すと思ったら交互浴はやめておきましょう。

 

3.体調がよくなる。

交互浴と通じるのですが、銭湯に行き熱い湯船につかることで血行が良くなることで体調がよくなります。銭湯から出た後とても体がポカポカして疲れが取れた感じがします。また銭湯によってはサウナがあるので一汗かいたりすることもできます。

 

汗をかくことで老廃物を外に出すので美肌効果やデトックス効果があります。しかし都内ではサウナに入るのと別料金かかってしまうことがあります。ほかにも天然温泉やジェットバスがある銭湯もあり、美肌効果やストレス解消など家の風呂にはない効果があります。総じて銭湯に行った次の日は疲れが取れ、体調がすこぶるいいです。

4.一つとして同じ銭湯はない。

銭湯に何十件と回ってきたのですが、ひとつとして同じ銭湯はないので新しい銭湯に行くときはとてもワクワクします。

 

プロジェクションマッピングがあったり、洞窟風呂があったりするなどおもしろい浴槽がある銭湯もあって、お風呂だけでなく設備としての面白さもあるのです。風変わりな設備がある銭湯だけでなく、昔からある、昭和のような雰囲気のある銭湯もタイムスリップしたような気分にもなるのでこちらもおすすめです。

 

また銭湯によって何を売りにしているか考えると楽しいです。おしゃれな銭湯では清潔さを大事にして、ジャズを流したりと雰囲気づくりに力を入れていたりします。反対に湯船が2つしかないシンプルな銭湯はサービスに力を入れていたりして、無料でサウナが入れたりタオルを貸してくれたりします。そういった視点で銭湯を見るのも面白いです。

 

5.コミュニティとしての銭湯。

最後にコミュニティとしての銭湯としての役割があります。銭湯に通うとおじさん同士楽しそうに会話していたりする光景をよく見ます。僕も銭湯で初めてあった人とお話したりと、銭湯という場を通して知らない人とでも話すことができる雰囲気があるのです。

 

特に東京だと、ご近所付き合いがほとんどなかったりして、人との出会いがあまり生まれにくいという側面があるので、銭湯はお風呂に入るだけでなく、人と人をつなげる役割としても存在しているのです。僕がそう感じたのは、京都の銭湯に行った時です。友達とお風呂につかりながら京都の観光の話をしていると、となりにいたおじさんが「せっかく京都に来たならあそこ行ったらええぞ!」と気さくに話してくれて、とてもうれしかったのを覚えています。

 

また僕の友達は、銭湯で知り合ったおじさんとビジネスを始めたりしていました。そういった出会いの場所でもあるので銭湯は好きです。

 

意外と近くに銭湯はあるもの。

昔に比べると減ったものの、銭湯は調べると都内に600件ほどあり、各駅に1つぐらいはあるのかなと思います。意外と自分の住んでいる駅のちかくに銭湯があるものです。また都内には面白い銭湯がたくさんあります。

例えばプロジェクションマッピングをみながらお風呂に入れる久松湯

 

ミニプールがあるアクア東中野

euiiyudana.hatenablog.jp

スーパー銭湯並みの大きさを誇るひだまりの泉萩の湯

euiiyudana.hatenablog.jp

 

ほかにも面白い銭湯があるので自分のお気に入りの銭湯を見つけてはいかがでしょうか。